そこで、命を掛け無ければいけない部品とそうでもない部品に分けて考えると、見えてくる。100均のダイソーチューンが・・・!
その1) 抗菌まな板
さて、真正面からだとそう云うことなのだが「チョット待てよ!」と考えると、たとえばパルピットの船外機ブラケット。これって純正なら数万円近くする。そこで代用品を作るとなると、普通は木製で加工する。でもこれは腐る、汚れる、塗料を塗らねばならぬ!
そこで、まったく違う用途の製品を頭で想像する!100円均一で200円ほどの必要な大きさのまな板を3枚重ね合せ、数箇所の6mmのボルト穴加工してUボルトで固定するとモーターブラケットが1000円で出来上がる。色は白くて清潔そうだし、手が汚れないし、錆びないし、言うことないのです。しかも、穴の部分に自転車のチェーンロックを装備できる。これもダイソー!
パルピットの形状それぞれに対応できる。移動も簡単でナット6個を緩めるだけ!ご注意!締め付けるときに「アッ!」「コン~!」「ポチャ!」
これで3個は海に振舞った!
お次は・・・!
その2) ディッセンダー
ワイルドジャイブ!経験したくなくとも、あっちからやってくる。それも不注意で不意に!ゴッ(*´-ω・)~ン? 痛いのだ!そこで考えることはジャイブプリベンダーの設置だ。しかしこれも高価な代物で、しかも常に表舞台に登場する代物ではない。追っ手だったり、不注意だったり、ほしいなと思う状況は知れてる。
そこで別の商品でこれに使えるものを想像する。ヨットマンは山登り経験者が意外と多い。そうだ!神田へ行こう!ザイル売り場にはザイルの他にザイルブレーキ(ディッセンダー)なるものが売られている。そう!∞ の型(エイト環)のアルミ製の商品3200円!しかも数トンのパワーを秘めている。これをブームの中ごろに捩れシャックルで取り付け、左右のシュラウドの根元に小さなブロックをそれぞれ介してドックハウスまで左右のシートエンドを持ってくる。少し細工が必要だが、ここ数年ワイルドジャイブは皆無になった。微風でもブームがうねりや波でぶらぶらしない!
ブレーキの効きを調整するために、マイクロブロックをかませて抵抗を増やしてある。コントロールシートをエイト環とブロックにくぐらせて微調整を施した。
これが設計図だ! エクセルを使って書き込む。これをしておくと、現場できっちりと設置できる。
100均のダイソーチューンと神田チューン!壊れたら直ぐに取り替えられる。何度交換しても怖くないのだ!
次回に続く!
1 件のコメント:
すごいチップスですね〜。「まな板」とは目にウロコ。山登りの器具を活用したブームプリベンターもすごい工夫です。おいらの船はブームの位置が高くワイルドジャイブしても実害が少ないので、ブームブレーキは今まで無視していたのですが、ワイルドジャイブはいやですよね〜。考えてみます。こういう類の知恵はすごく参考になります。他の知恵と同じように、続編を期待してます。
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