2010/11/29

ザン捻挫...怪奇わいわい!中締め宴会の巻き~ィ!


この終末YBMでザン捻挫!怪奇わいわい!中締め宴会が本人の庶幾するが故に、やんやの喝采と賛同を得て?...開催されたのである!
要請メールの返信に「怪奇わいわい!誠に結構 ♪ ただし御酒の用意はご自分で…昇天会規則:4条;自前の掟」...と、あった。それでは!と、信州の真澄あらばしりを片手にイソイソと出かけたものだった。

YBMに着くと、そこには徳島の " CanCan78 " がセンターハウス前のビジターバースに係留されていた。YBMへ出かけた理由の一つは安良里の四点ブイのガイドロープを調達に!もう一つは徳島の" CanCan78 " さんがイワキから回航してYBMに係留していると聞いたからだ。ザンネンながらオーナーのM氏には、お会いできなかった。

27日は天候もよく、写真のようにセンターハウス真ん前に停泊係留してあった。ここのマリーナは24時間監視体制が行き届いて、真夜中でも監視カメラで不具合が無いようにモニターされ、誠に安心である。とりあえず幾枚か写真を撮りました。ご覧のように外観、船体とも無事なので、ご安心いただけると思います。

秋晴れのYBMの海風が奔りぬけるサンデッキを歩いていると、ふと眼に入った異様な光景!そ!其れは...あろう事か白帆昇天会!お歴々ヨットの面々がイルミネーションのワイヤーに雁字搦めされて、うな垂れているではないか!どうした?また、粗相でもしたのか?

YBMイルミネーション会場の手前から半分以上を白帆昇天会!の面罵~!で〆られていたのだった!昼間から煌々とイルミネーションを点灯して。しかもパレードにまで参加するということだ!/ヤレヤレ┐(´д`)┌! 酔って真冬の海へ!ジングルベ~ル ♪♪ ...と、落ちんことを願うばかりだ...!
さて、そうこうしているうちに酒宴が進み、酔いはピークを迎え!老兵は疲れに疲れてダウン!気がつけば、誰も皆!自艇のバースでゴジラの咆哮さながら、なにやら叫びながら泥睡しているのだった!
幾人かの其々の友人達が、この面妖な耀きに吸い寄せられるよう!ビールや薩摩焼酎など持参で呑みに来たのだが...哀れ!一緒に呑もうとしたその貴重品を置いて、寂しくも帰るしか無かったのである。
そして、翌朝5:00 元気一杯で起きだし、昨夜の早寝を羞じ!しかも持ち主のワカラない金銀財宝を目の前にして、ゴクリ!喉を鳴らすのだった!

しからば、次は...白いメシじゃ!これが無ければすべて始まらん!などと、好き勝手を云いながら四合の直火釜で炊き始めるのだった。白いメシには、塩鮭ジャ~!♪~♪ d(⌒o⌒)b♪~♪ランラン>>俺は、ご飯だけで一杯食えるド~! 止めれぇ×バチ...喰うんじゃない!

其れからが白帆昇天会の醍醐味!ォ'`ョ♪beerヾ(o゚ェ゚o)ノォ'`ョ♪beerが入るや否や、次々と料理が作られていく。リクエストの白いご飯もふっくら炊け、其々持ち寄りの食材が匂いを放ち...例によって箸がバチバチ!火花を散らす。
・・・ コ! コレッ!皮は俺のもんじゃい! ン・・ぁぁあ!餓鬼のメシ時か!
ヤンヤヤンヤ♪の喝采!イツモノョ~ォオ♪♪..に..納豆!イクラだ!シラウオだぁ~!エ~ィ!
全部のせろイ~! >>> 馬っ鹿も~ん!三杯目は...ソォ~ット 出せェ~!
グツグツと揺れる大なべに、鳥のつくねがゴ入浴?する頃には、すでに早朝(相当)出来上がっていたのだった! これは私のものよ!絶対絶対!呑んじゃだめぇ~!酔う娘姫はその豊満な胸に真澄をあらばしり!っと、抱き寄せ人肌にお燗するのだった!

次回12/11に白帆昇天会の怪拷?が一昼夜呑み続ける予定で計画されている。さぁ、どうなる!生きては帰られんぞ。覚悟を決めて、いざ体調を整えん...!と、指令が降りた。

2010/11/24

信州!水郷の里巡りの旅!


此処の所!ザン捻挫で大変な目に遭っているが、患部がシップ薬でかぶれて、またまた大騒ぎ!そんな傷を癒そうと、信州の温泉へとドライブしてきた。チョイト野暮用を済ませ、中信の安曇野を目指して車を進め...

昼食を取り、最初の目的地であった安曇野の水郷を目指した。雪解け水、湧水、清流、アルプス山脈を源流とする梓川水系。水草をきらきらと太陽に晒しながらゆったりと流れ、さらにその鮮やかさを増した紅葉が水面に映えるのだ。

わさび田農園に立寄ると、万水川に面した其処には澄んだ空気と心身ともに癒してくれる河の流れがあった。アルプス山系から伏流水となって雪解け水が湧き出し満々と湛え、やがて清流となって幾つかの連続する水車を古の昔から回し続けていた。

その水の流れは緩く秋晴れの陽に耀き、椛の鮮やかな紅葉が水面に映えて、いつまでも途切れることなく続いていくのだった。

万水川に沿って自然歩道を進むと、道路の辻、三叉路などに道祖神が祭られていた。ここ安曇野には数々の道祖神が古の昔から村人の守り神として祭られてるのだ。

その昔、九州北部を本拠としていた安曇一族がかの地を追われこの安曇野に住み着いたと云う。7世紀信濃国には安曇郡が存在し、明神大社穂高神社には穂高見神や綿津見神など安曇族の祖神とされる海に関係する神々が祭られていたのだ。実は、これが安曇野に行った理由でもある!

林檎畑を抜けた緩やかなカーブに祭られた道祖神に私がカメラを向けると、強い西日の日差しとともに不思議な光を!発光していた偶然に撮れたものなのだが、静かに佇む道祖神から私へのメッセージなのだろうか!
蝶ヶ岳、常念岳、燕岳と連続する南アルプスの山々が聳え立つ。信州に生まれて山には興味があまり無いのだが、この南アルプスそして白馬連峰から連なる北アルプスの景観は子供の頃からなじんだ景色なのだ。しかし民家の庭先に映える椛の色合いがなんとも美しいことか!
此処安曇野には数々の美術館が、それはそれは素晴しい絵画や展示物を有して観光客で賑わっていた。その中の一つ、今回の目的の一つに岩崎ちひろ美術館が林檎畑に囲まれ、アルプスの山々を借景に広がっていた。

昔から絵本(ファーストブック)に興味があったのだが、たまにチャンスがあると其処ここの美術館に立寄る。周囲の静けさや、アルプス山脈、自然!やはり此処はトップクラスだ。

絵本だけではなくコンナかわいい椅子も実用?で...展示?してあった!どこかの誰かが見たら、飛び上がって驚くかもしれない! それにしても素敵な椅子だった。

2010/11/15

Jazz が溢れる、晩秋の安良里...

まだ痛む足を引きずり、安良里に向かう!早朝の伊豆高原136号線のコーナーを快適に跳ばす。山里の方が紅葉が、色とりどりに広がっていた。コーナーを巡るごとに、変化していく伊豆の山々...飽きないのだ!
いきなり、バーッ!と、土肥の海が眼前に広がりる。暫く海辺を走ると、やや右舷後方には富士山が駿河湾を従え...凛!と、構えて広がっていた。

安良里に入ると乾いた空気が、そして暖かな人情と笑顔が声を掛けて来る。また来た!落ち着く一瞬だ!舫とブイをリセットしといたよ!と、漁協の皆 さん!ありがたいことだ。そして一言!そうそう!安良よっとのお友達と云う方から電話があって、安良里に来たいといってました...! え~と?Yさん?...ンン・・・?Oさん?・・・どうも誰だか予想が付かない!誰だろうか!これを読んでおられたら一報!を入れて欲しい。
来ました!情報が...あれは俺の友達だ!と、大王からメールが入った!本人からもメールで「ヨットの停泊場所の様子を聞くため電話した!」 しかし残念ながら、少し先になるようだ!

最近どうもYBMの仲間がイヤにやさしい!ボイ連れ戻し作戦が密かに...? 此れ幸いと...? 始まっているようだ。先日もメールで「高齢者事故防止対策が済みました!」「階段滑り止めテープを張りました」・・・何て!何て!何て!やさしい配慮でしょうか!?かえってお出で!ボイちゃん...って!メールが届いたところです。 ウレ。゚(゚´ω`゚)゚。ピ~。+゚(pωq)゚+。エーン
伝馬船で艇に渡り、新設したゲートのペリカンフックを ”ガチャリ ”と、はずし乗込む!片足が不自由でも安良よっと!乗船できる。便利この上ない...!
やはり船内のテーブルから、灯り台が落下している。先週、早!西風が吹いたらしい!西伊豆の西風は、台風並みの力を持つ!と、云う...。
チョイト沖だし、帰港して舫いを〆なおす。微妙に西風のセッティングが冬には必要なのだ。右舷後方から西風の名残が艇のスターンを押すのだ。時には左舷前方から吹く!悩みながら、このへん?と、適時了解!ビールに手を伸ばす...始まった!
ところで突然ですが!この写真が絵になりました。お友達が安良よっと...!! と、描いてくれたのです。とても素敵なペン画です。
そして、ナイトはお気に入りの本を片手に...GinトニックとJazz 三昧!今日はJazz より、竹内まりやかな!エクスプレッションズ!いいねぇ~!Gin がこの甘い歌声にポトリと落ちて...炎に香る!  ィヤ~!詩人だなァ!ボイちゃん...セイ~!只の酔っ払いじゃぁねえか...! ド( ̄´д` ̄)poォォ~ン!
ところで、トリプルA...!貴女はいつ来るの...?

2010/11/08

西イズラちゃん!(人'▽`)ありがとう☆ネー


この1ヶ月でいろんなことがあったが、ザン捻挫に振り回されて台風も反れたとは云え安良里にきていなかった。久方ぶりに足を引きずり伝馬船で安良里港を気もそぞろに、安良よっとへ向かった。乗船するまでもなく遠目で見ただけでもビミニトップがカバーの紐が緩み、全体が歪んでいた。他にもスターンパルピットに固縛しておいたテーブルが傾いている。

安良よっとは四点ブイで係留しているのだが、かなり揺すられたようで船内はさらにひどく、テーブルの上のものはすべて床に、食器類などもそこ此処に散在していた。船体周囲を見るとすべてのフェンダーが舞い上がって、デッキに転がっている。左舷のバウとスターンのブイを繋いでいたマークブイ付きのガイドロープも、あろう事かキールとペラに異常な状態で絡まっていた。そんな所にY28のカケスさんがわざわざ手伝いに駆けつけてきていただいた。

作業も終わり熱いコナ珈琲と、お持ちいただいたクラッカーでティータイム!そして気持ちの好い日差しを浴びながらのお喋り...と!あ~っ...ファーラーのセールが解れている!紫外線カバーが2箇所に亘り糸が僅かであるが解れていた。安良里に10数年係留する方が〝 これまで一度もなかったことが今回起きた 〟と、その異状さを考え深げにお話された。尾根と尾根の間を、吹き返しの風塊が走り抜けたようだ。全体ではなく一部の風のコース上にいたヨットに、何かしらの被害をもたらしたのだった。

片付けも終え、皆様お誘いで仁科のなぎさの湯に向かう。車でお喋りをしながら向かうと海岸端に、たくさんの人が座り込んだりしながら沖を見やっていた。我々も車を止め、皆の向く方に顔を向けると!なんと...今年一番かと思うような。それも海上に鮮やかな光を放ちながら、今にも駿河湾の海に沈もうとしている夕陽が眼に入った。
湯ったりと汗を流し、夕陽の沈んだ海岸に向かうと駐車場に見たような車が!その車から声が掛かった。オ~ッ!西いずらちゃんではないか...!なんと嬉しい事に私の車を発見したので、わざわざ待っていてくれたのだ。そして...マコモ竹!あげる...。

嬉ピィ~!その他 西伊豆の名産、食べるきくらげのラー油。万能塩鰹ふり掛け、そして塩鰹ポン酢...!これは旨味食材最強の...ごはんがごはんが旨くなる!西伊豆旨味シスターズ ♪♪ ではないですか!
西いずらちゃん!! 早速...造りましたぞ!
・マコモ竹と油アゲの炊き込みご飯!プラスゥ~!
                マコモ竹、キャベツのつくね鶏がらスープ 
・マコモ竹とインゲンの豚肉巻き!ワサビ+レモン+マヨネソース!
・マコモ竹とインゲンの胡麻和えェ~!
・田子の潮イカァ~!新生姜醤油・・・ぷりぷりしてて...ウミャァ~!
竹内まりやでも聴きながら...今夜はしたたか...酔うゾ~!

2010/11/01

東京湾!黒船の来襲...( ゚∀゚ )カッ?


安良よっと!ザン捻挫に苦しんでいた折も折!東京湾では黒船の来襲で賑わっていた...と聞く。様々なブログで海王丸の写真が投稿されていたのだ。この写真もザン捻挫の真っ最中にパチリ!っと、保田帰りの船から撮影されたのだ。片やYBMにはアメリカ西海岸からだという古い型だが安定しゆったりとクルージングできそうな 45Feet 程のケッチが停泊していた。すでに2週間滞在していると聞く。どこかキャプテンスローカムの愛艇スプレー号に似た、なぜか懐かしくも美しい姿だった。

そんな3週間に亘り、ザン捻挫のリハビリを終えた安良よっとの怪奇祝いを兼て、台風肴に一杯やろう☆ザン捻戒!がYBMで開催された。30日風雨激しいマリーナに、自然を愚弄するかのような不埒者共が三々五々集合したのだった。白帆昇天会 不良人愚横丁はいつもの例の艇にお集まりの面々が、自分の艇の舫固めを済ませ、浴びる目的であろうビール、酒、ウィスキーなど持てるだけの液体をたずさえてやって来たのだった。

激しい風雨を突いて昼から始まった止め処もなく不埒な宴会は...My Baby♪ バラバラ と艇を叩く豪雨で中断されつつも、誰一人とグラスを置く奴はいなかった。時折ぐらりと艇を揺るかす暴風は、天空を切り裂くばかりの大悲鳴を上げて、無粋にも酒のつまみに水をさすのだった。

其々持ち合いの肴は次々に胃袋に押し込まれ、殆どアルコールと台風の戦いのように、喉元を泡がひんやりと潤しながら(о'д')b\ゴクリンチョ!されていくのだった。なんと20°の日本酒が空き、さらにもう1升!その間に酔い醒ましに成り果てたビール缶が缶ラ!缶ラ!と宙を舞う...!

そんな喧騒の中で珍しい缶ビールがお披露目された。クルーズシップ飛鳥限定の恵比寿ビールなのだ。酔いも宵!酩酊した味覚で美味しい!と味わったのだが...不覚にも覚えていない。写真がその旨さを記憶の底から引き出してくれる。 << ASUKA CRUISE YEBISU 飛鳥船内限定ビール>>
さらに何処からお持ちいただいたのか、何処で手に入れたのかも分からない...まりもっこり!これは北海道内でしか販売されていないはずなのだが!

2本の日本酒、17本の缶ビール、ウイスキー1/2が空いていた。午後8時には2名の猛者が床に沈んだ。安良よっと、流浪過多親方の2名は11時過ぎまで性懲りもなく粘りに粘り、未明のバースに沈んで行ったのであった。
翌朝ヒリヒリと痛む胃をなだめながら、皆の衆は...朝ビ~!を注ぎ込んでいく。この後暫くして車を走らせる安良よっとは、命の真水をグビリ♪ とするしかないのであった。
海の神!須佐之男の命(みこと)の「度重なる悪行」を嘆き、天照大神(あまてあすおおみかみ)が天岩戸にお隠れあそばした天罰なのか...信州戸隠山まで飛ばされたという岩戸の隙間から天宇受売命(あめのうずめのみこと)の見事にも露わなその肢体に見せられたのか...なぜか際どいコースで台風はお反れあそばして、迎えた穏やかな朝...笑顔と低温シャブシャブ!の美味しいお肉とサラダなどをタップリとお持ちになって、不良人愚協会の熊緑親方他、数少ない熟女メンバーなど多数が勢ぞろいし、何故だか偶然にも拾ったハロウィンの帽子で!記念撮影がこっそりと行われた。