いつしかプチ暴露をしたが、25フィートのヨットがデリッククレーンで吊り上げられたとき、総重量が9トン在った。と、本人から聞いた。そ~いえば、いつも喫水が深いなぁ!と感じていたが、そこまで在るとは、いささか信じがたかった。
しかし彼は続けざまに、北海道を含む日本全周を皮切りに沖縄、四国行脚と航海する猛者なのだ!ただ回ってるだけじゃない!目的地に若後家さんがいると聞かば、3オーバーナイトも、台風の接近も厭わないのじゃ・・・!証言:その1
ある夏の夜、金沢八景島で花火大会があり同乗したことがあった。マリーナを出ると波が少々高く、自分の船では不安を感じる状況であるが、この艇は違った。押し寄せる波とうねりをもろともせず、掻き分け押し入っていく。
まるで、イヤイヤ!だめよ ! だめっ・・・。 なっ!イージャンd(・ω・。)ネ!ネッ ♪ 。
(〟-_・)ン?も~ぉ~ ぉ…ぉ… …ぁ…
金沢八景は無数のヨット、モーターボートで埋め尽くされていた。薄暗く漆黒の水面がライトのこぼれる光に見え隠れし、振れまわされる他艇を尻目に「プチッ!」とボタンを押す。と、ガラガラ!ドッシャー(*´-ω・)ン?・・・。 大ぶりのアンカーが8mmのチェーンと供に、海に吸い込まれ「ビター!」と海底に食い込まれた。聞けば、50mチェーンを予備と供に2本積んでるそうだ。ほかに10kはあろ~か。袋入りのチェーン付スターンアンカーロープ、200mロープ×3、 な(¬_,¬)be釜、所帯道具一式、・・・!ないものは無い?
証言:その2
とある、DIYの敷地に粉まみれの船がデ~ン!と、鎮座していた。聞けば船底にプチプチが出来ていて、削り取ってフル補修するのだとか。それはそれは見ていても丁寧な仕事で、プロ顔負けのテクニックだった。
・・・それから2ヶ月余 (σv_v)σ
まだ、削っていた。ど~したのと聞くと、気に入らないところがあったので、やり直し!グラスと FRP をさらにしっかり、これでもかと積層していた。絶対妥協しないんだ!という信念に満ち溢れていた。
これは長距離クルーズの緻密で繊細な、航海計画にも表われていた。
その後、エポキシ樹脂をマタマタァ(*μ_μ)σ)'Д`*)ツンツン!これでもかと塗布。 曰く!これで岩をも砕く・・・♪ その丹精(´-∀-`;)否、顔立ちに隠された不屈の自信!が、この後の悲劇につながるとは誰にも想像できなかった・・・。
証言:その3
それから1月余!完成に近づいてきた。しかし、どうも本人が見えない!何処にも見当たらないのだ。マリーナのスタッフも船長連の友人たちもヽ(´゚д゚`ヽ) ワッケ!! ヽ(´゚д゚`)ノ ワッカ!! (ノ´゚д゚`)ノ ラン!!
そ~か!拉致じゃ♪ 拉致に違い!(゚Д゚)ノ⌒゚+。☆ない☆。+゚!
と、そこに警備の叔父さんが来て 「 昨夜、救急車が来てたよ・・・。」
あれからこの方、彼の噂を聞くのは!夜な夜なYBMの桟橋で見かけた!とか。どこぞの船底を撫で回していたとか!
此処だけの話!その辺を未だに流浪、続けているのじゃろ~て! 続く・・・。
注:登場人物、写真は投稿者不明の方からの寄贈です!
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