2013/10/17

下弦の月を愛でながら、へたれが...海に酔う!


某月某日台風一過!秋の風情をかもしだす朝靄をついて、蒲江道の駅のあの海鮮丼に後ろ髪を引かれながら出港したものである。デンデンデンデン...エンジンの音も軽やかに宮崎県日南市宮崎港を目指して!
真向いの風ではあったが、思いがけなく海面は優しく包んでくれた。船脚も軽やかに心弾む航海の始まりでありました。0700時の出港で本日はおよそ70マイルの行程...潮も良く1ポイントリーフ、7ノット強の快走クルージングとなりました。
深島のもっこく鼻を左舷にかわし日向灘を南下していく。やがてなだらかな海岸線の彼方にポツンと高層ビルが見えてきた。日南海岸を航行中!唯一のランドマークビルで、ゴルフ、プールやアトラクション施設満載のフェニックス・シーガイヤ リゾートのドームとホテルだった。
やがて近づいてきたビルを正横に見て、およそ一時間...NNE7~8m!真向いの波と風で飛沫がこんちくしょぅ!とはしゃいでる!
陸に接近していくと、うねりと波が立ち崩れる防波堤をかわして、宮崎港の最奥の水門の右に1700時、もやいをとった!
翌早朝0615時宮崎港を出港 今日の寄港予定港はあのイプシロンを焦らしながら発射した内之浦港。無風、天気曇り後雨の予報!しかし港を出て1時間もしないうちに朝陽が輝きはじめると海面が碧い海に変化していく!
やがて右舷に安産、夫婦和合の神様として知られる ウガヤフキアエズノミコトの神殿 が大平洋を見張らす陸の丘陵に見えてきた。此処は日本神話の登場人物にして本朝初代神武天皇の父を奉る!
コースは220度 1130時油津沖...真向かい風7~8m。うねり波2~3m左舷前方より厳しい!
天気快晴 どこまでも続く水平線が美しい
都井岬の手前2.5マイルに差し掛かると、さすがに黒潮の影響を受けて、速力3.6knotに低下。うねりも波も僅かで、風も真向かい5m...但し、潮もは厳しい。なんじゃこりゃぁ~♪((O(〃⌒▼⌒〃)O))♪わくわく...太平洋は真夏かヨ~!
逆潮厳しい都井岬沖を順調にかわして志布志湾に差し掛かると奥深い湾の彼方から...入港前のときめきに水を指す腰の利いた渋く冷たい横恋慕!の風が叩き始める。
ゴメン!もうしません...何を反省するのか?とにかく、取りあえずに土下座でも致しましょう!との浅知恵を無惨にも砕く腰の強い風波が立ち塞がるのでありました!やがて疲れきった乗員を乗せて、その懐の深い内之浦港に1630時入港。
港の防波堤ではお友達のKさんが出迎えの手を振っている!もやいをお手伝いいただき上陸。そして再会の握手を重ねる。
お忙しいにも関わらず内之浦最大のイベント!イプシロンの発射台の見学に連れていっていただく。最初に眼に入ったのはイプシロン打ち上げの前身となった最初のロケットM-V1だった。
あのはやぶさを打ち上げたという...長さ31m直径2.5m重さ140トンの実物模型が展示されその前で記念写真と相成った!温泉に浸かり上機嫌で夕食!その夜は涙あり、笑いあり、お腹が捩れる反省会有りィ~の!好いに酔った大宴会と相成り...翌朝、お馬鹿ァ~( ̄‥ ̄)/=3!と、一言!


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