2012/01/30

厳冬に想いを寄せて...隣は何を呑むのかな?

某月某日、厳しい-50°Cとも言われる寒さが日本を覆っている。そんな時期一段と旨くなるお酒が日本酒だ!四の五の云うまでもなく、今夜は熱燗...?そんな寒さにめげずハチ公にご挨拶してから、と或る割烹で...薄く挽いたカワハギと湯引きした肝醤油!二枚ほど贅沢にお箸で抓みあげ、そっと肝と和える!まずはひと啜り人肌に燗をした玉乃光を...つづいてカワハギだ!コリコリとウゥゥゥ...絶品!
そしてあくる日!ご近所の豆腐屋からこれまた絶品の豆腐を二丁ほど。湯気の立つ湯豆腐をクツクツさせてキュゥゥゥ...そうだ!とっておきのお酒が或るのだ。或る!と言っても頂き物だが...奈良の山間部は宇陀の蔵元 久保本家酒造の純米初霞。こいつは暖かい部屋でつめたく冷してグビグビリ...たまらねぇぇぇ!
と、まぁ!怠惰な冬の夕餉の時間。ある時は渋谷で、ある時は恵比寿で、金の無いときは豆腐でグビグビリ!ここのところ安良里にはシバシご無沙汰で、ジムと弓道で体を鍛えているのだ。63.5kgあった体重が60,3kgに、体脂肪も19,1とそこそこになりつつある。ベストは59kgだからもう少しだ。
弓道は1月14日から始まり、まったくの初歩から矢渡、弓道八節、行射、また八節、基本姿勢を繰り返し、いよいよ今週から弓を持って離れ、矢つがえなど50センチほどの巻藁に向けて放つ練習に入る。
これまた寒風こそ吹き荒れないが、野外の寒さは堪える。特に道場は板張りなのでその冷たさ足るや言葉に表せぬほどであるが、床暖で暖かくした講義が思わず嬉しくも、正座が辛い!
そうだ!鎌倉のOさんのマイ七味のお店が2月1日にオープンする。お手伝いに行かなくては...その前に明日はまた人形町で、新年ほろ酔い酩酊夜回り修業が待っている!
西伊豆の安良里港では安良よっと!が、主さま、お越しはいつぞぇぇぇ~!泣いてるんだろうなぁ!
数日前のことだった、とあるサイトで友人になったキネンさんから、安良里の写真を絵に...出来上がったので!と連絡をいただいた。「焚火」と題された水彩画は、厳しい冬の透き通った空気と海と人情とが真っこと目に沁みるのであった!

2012/01/23

Travels with Charley The Viking press,1962.

子供のころ、たまらなくどこかへ出かけたくなると、大人は私に「大きくなれば、そんなにむずむずしなくなるよ」といったものである。年齢からいって大人の仲間にはいると、中年になればおさまる、とのことだった。
いざ中年になると、こんどは「もっと年をとれば、その病はなおる」といわれた。いま五十八歳だから、これだけ年をとれば、だいじょうぶなはずである。
ところが、病は一向になおらない。
こんな書きだしでこの物語がはじまった。そしてつぎのパラグラフには...

出航の汽笛がボォッ!と鳴るのを聞いただけで、体がぞくぞくし、足が宙に浮いてくる。ジェット機の音、車のエンジンのかかる音、パカパカと歩道をゆく馬のヒズメの音を聞くだけでも、子供時代からの旋律がよみがえり、ノドはかわき、目はうつろ、手は火照り胸騒ぎがしてくる。
私は一向に成長していなかったのだ。もっというと、風来坊はいつまでたっても風来坊。こまったことに、この病は不治らしい。いや、こんなことを書くのも、人さまに教えさとすためでなく、自分自身にいいきかせるためである。
二十数年前に神保町の、とある古書店でこの書籍を購入した。偶然に「私を読んでみて!」と古びた書棚の片隅から、売込みを図ったのである。角が裂け、滲みのついたそのタイトルが...
チャーリーとの旅!ジョン・スタインベック著 1962年...。
すでにヨットやその前にはキャンプなどに入れ込み放浪癖が身についていた私には、流行の言葉で言う「ヤバイ!」誘惑の書であった。それ以来冬の夜の枕元にはいつも置いてあったものだった。知り合いに貸しそのままに。すでに無くなってしまったものだと思い込み、もしかしたら!と神保町の古書店に幾度も足を運んで古書を探したものだった。あきらめかけていたそれが偶然に昨夜、ゴソゴソしていた私の書籍棚の隅に見覚えのあるカバーが埃をかぶっていた。カバーだけか!と手に...するとなぜか!本体が中にはいっていたのだった。
長い冬の夜長...さむくて海に行けない!言い訳の代わりに、今夜から私の愛読書が、また1冊増えたのだった。彼の愛艇が台風の入り江でアンカーを捥がれたボートにのしかかられるさまを...57歳の著者が荒波に飛び込み愛艇を救うシーンに、ドキドキと手に汗しなが読み耽るのだ!
だがしかし...天気晴朗なれ共波高し 日本海海戦 ... イヤイヤ、相変わらず西風強く、風浪高し!駿河湾は風浪の振動が外洋から増幅され腰の強いうねりとなって駿河湾の奥に向かって流れ込むのだ。
その先には遥かなる裾野がひろがり、葛飾北斎の富士山を背景に大きな波の「富嶽三十六景 東海道江尻田子の浦略図」 が飛び込んでくる。
そんなときにはやはり信州諏訪の樽生酒 真澄 あらばしり!専用の利き酒ぐい呑みにてグビグビ!といただく...ブハ~ッ!つまみ?あて?...イヤイヤそんな物は要らない。安良里の澄み切った入り江と、冠雪の富士!
お炬燵で足を暖め、キャビン煽る。それで充分である...そっか!松崎の川海苔があれば...ハァ~ 贅沢か!

2012/01/16

真・善・美...弓道とは!


某月某日 放射冷却により早朝から深々と冷え込み、陽が差してきたにも拘らず厳冬の一文字の一日であった。安良よっと、予てより身を切る空気に晒されて、静止不動の的と自身の体感とが対峙する弓道の修業を決心していた。
これまで京都を幾度か訪れ、たびたび通ったお堂がある。その巨大さゆえ果たしてお堂!と、云えるのかどうか...毎年1月の15日400年以上の昔から武芸の一つとして行われてきた、それは...
120mもの先の的を射る、東山三十三間堂の 通し矢! なのであった。
貞享3年(1688)に紀伊藩の和佐大八郎が120mもの先の的に一昼夜に射た矢の数は13,033本。そして8,132本射通したと云われる。
三十三間堂-正式名称は蓮華王院といい、その本堂が三十三間堂で、柱間数が三十三もある長大な建物である。中央須弥壇上の国宝 中尊千手観音座像 左右に500体ずづ安置された千手観音像群 はよく知られ、国宝の観音二十八部衆像や風神・雷神像もこの中に安置されている。
妻手(めて)にカケを!弓手(ゆんで)の内をそっと包み、甲矢(はや)をキリリ!
一直線に...。 静かに吸い込んだ息をゆっくりと止め...そして気迫の一射!
寒空を切り裂き矢を射る。射行として一本一本の成功と失敗を味わうのだ。それは背骨を伸ばし胸郭を広げ左右の均衡を図り、気力を丹田に収め精神を集中させるのだ。
正しい姿勢...自分と弓と的が一体となって冷静果敢に射放つ!平素から物事に動じない不動心を養い、淡々とした平常心で行射する修練が必要とされている。
弓道に学ぶ...それは真なるもの、善なるもの、そして射の美しさを修練する!果たして出来るのか...その「みち」は永遠ともいえる...!

2012/01/09

各々方! いざ、鎌倉...マイ七味!

某月某日三連休の最終日!ピーカンの冷え込んだ早朝に目が覚めるも体が動かず、羽毛布団の首元を手繰り寄せる安良よっとでごじゃりました。
おぉ!そうじゃ...今日はジムなんぞ行っては居れん!このような好天は...しばし続いていたのであるが...車を駆ってドライブじゃ~!
と、ブブブブ...第三京浜を跳ばす安良よっとでごじゃりました。1号線にルートを取り、流れに乗りながら戸塚方面へ、さらに環状4号から大船を経て、舳先を鎌倉に向けていく。
そうじゃった。今日は鎌倉のOさんのところに遊ぶに行くとメールして、昼前に家を出たのだった。
32号線に入ると辺りはすっかり古の風情がかもし出す...やはり鎌倉じゃ!北条氏の常盤邸跡を過ぎ、鎌倉の大仏の脇をかすめ長谷の交差点を曲がると一帯はもはや由比ガ浜!桑田は何処じゃ!サザンは何処に?などとほざきながら、寒い道路わきで不審者に手を振るOさんを探すのでありました。
かまくら七味!

今日のお昼ご飯、久しぶりに蕎麦店に入った。
高級そうな店構えなので、さぞや美味しいのだろうと期待に胸弾む...
出てきた天ぷら蕎麦、見るからに美味しそうだ...
やはりここはマイ七味でしょう!
こんなパンフレットに美味しそうなシーンを載せて、このかまくら七味が紹介されていた。
マイ七味!一袋ずつパッケージされて、いつまでも逃げない七味の宝香!
ポケットに忍ばせて、本当に美味しいお蕎麦を目の当たりにした時に...
サササッ!だし汁の湯気とともに、ふ~ん!鼻腔をくゆらし目に抜けていく、あのうま味...!
ゴクリ...!口中に広がる一振りの誘惑
これぞ...マイ七味だ!

親しい友人へプレゼントに!
新年会や飲み会の席で、話題つくりに...!
残念ながら、このマイ七味はまだNetでは購入できない!いずれ近いうちに、江ノ電鎌倉駅の売り場にデビューする!きみがこのマイ七味を手にすることが出来るのは、今のところ...江ノ電鎌倉駅に行くししかないである!

発売日:2月1日~
価 格 :税込価格
七味 専用瓶入り     ¥500円
スティック 9本入り     ¥500円
一味 専用瓶入り     ¥500円
スティック 9本入り     ¥500円
ゆず七味          ¥550円

送料 別途(注文時お見積りいたします)
ご注文は...
電話番号 株式会社 遊楽里 0467-61-1911

2012/01/05

Voy ! 神出鬼没ライブ...!

某月某日...遅ればせながら新春初めての安良よっと!新年から毎日サンデーのフリーマン...新春初の築地の競りでご祝儀相場!5649万円の青森県大間産のまな板に乗ったマグロの如くドタリ横たうのであった。
さて、この年末30日は信州小布施の実家で、呑み明かしていた!そして年末31日23時30分!
それはド派手に始まったのだ...!
桑田佳祐年末ライブ in 横浜&神戸! 会場に響き渡る...そしてヨコウベ...♪
なんと会場14.000名の他、全国の映画館にWOWOWなどでライブ映像が、そして中継で韓国、香港、台湾で世界の桑田の映像ライブ!
会場は盛り上がり原坊がハプニングでステージに...サザンのシャララ!「白い恋人達」そして新曲も交えて...!さらに震災を支援する 「Let's try again」 では Voy!も声を限りに吼えまくったのでごじゃりました!
昨31日早朝4時まで、呑んでいたVoy! にはきつい一日であった。Am10時には信州を飛び出し、やっとの思いで家に帰り着き...ひと寝入り!20時半に家を出て、横浜アリーナへ!
22時半開演までアリーナの外でウロウロ、立ち寝入り!そしてそれが始まった!
目覚めの「それいけベビィ~!」...3曲目にはカウントダウンが3!2!1!
あけましておめでと~ぅ!わ~!ぎゃ~!おぉぉ~!バンバンバン!過激に始まったVoyの2012年!
皆様、今年もよろしく、お酒の呑み方なんぞ...ご指導ください!バシバシ計画して、楽しいことをたくさん実行します。遠方のお友達の皆様、諸先輩の方々の皆様には...またまた、遠征なんぞして、ご迷惑をおかけいたします!
1日は新年会で20時過ぎまで派手に呑みまくりました!
二日酔いの今朝のことだった。TVのスイッチをプッシュ!
「雨上がる!」 強い剣豪だが不器用で仕官がかなわない、心の優しい武士とその妻たよ...!
何をしたのかではなく、何のためにしたのか!
きっと、でくの棒には解らないでしょう...!

この言葉が、アルコールおじさんの脳裏に新春一番のお言葉!として記憶されたので御じゃります!