2010/05/10

永く待ちのぞんだ季節がやって来た!

×月×日 GWが始まり、ゾクゾクと安良里に皆様がお集まりして下さった。YBM一門は熊緑親方、油壺一門は長老○船親方、諷雷暴親方と女将さん、さらに後日、木更津一門の極楽ドラゴンフライ親方から「至急、連絡を乞う!」との打電があったのだ。更に清水のサムシングさんから、今安良里に来ています。と、電話を頂いたのだが、しかし残念ながら!その日は、西伊豆から一旦家に帰りその足でYBM白帆昇天会の会合に!ぶらぶらと壜をぶら下げて馳せ参じている最中であった。【安良里⇒YBM⇒安良里⇒多比】
久々の夫婦+1匹が乗艇した安良よっとに、先ほど未明に出航した!と、下田から電信が入った。先ほど?未明?...そうなのだ!安良よっとのブログで来襲は未明とされているからであった。か!どうかはしらぬが早朝4時に出航したようである。とすれば彼此3時間前。今頃は...と想像していたその時「我!千貫門に突入す …―・・- 熊緑!」......
安良里漁協に行くと船着場は大型漁船とボートで溢れていた。これはいかん!即座に「仁科漁港入港!」と、入港場所を指定し車で出かけた。GWの混雑で136号線は大渋滞!15分足らずの距離が1時間も掛かる始末、それでも皆の衆は仁科漁港に整然と舫っていた。
急ぐ安良よっとに迫り来る怪しい人影!...ヤヤッあ奴は...西いずら!ではないか...不覚にもパチリと精気を吸い取られてしまった。マストの大群が入ってきたので、仁科危機!と、探りに来たんだ。な~んだ偵察隊か...などとくだらぬ話をしながら、来襲された皆の衆を美味しいお店「かつ善さん」に案内するのだった。
そして、GW最終日!安良よっとは一人出航した。今回のGWは午前中微風!午後吹き上がる!不思議な天候だった。Main UP! Jib UP! シングル用にセットした簡易オーパイが見事役目を果たす。針路300°W2~3 バシャバシャと波を蹴立てて航しる。実に清々しい季節がやって来た。
コースをすこし上り気味にセットして、やや前方に移動するとONコース !! この体重移動で僅かだが変針可能。
二十四番花信風に云わせれば 風薫季節がやって来た...とでも云うのでしょうか。  紫蘭咲いていささかは岩もあはれなり  北原白秋
我が家でも紫蘭が咲き誇り、安良里町内ではアヤメがひっそりと小路を飾っていた。
それにしても出航前に船底をデッキブラシでささっと撫でてきたのだが、岩海苔状のものが海面との境に付いていただけなのだ。ペラも汚れてはいるが、航るのに問題ない。ラダーにも僅かに貝が付いてはいたが、ひと撫でするとポロリ!と、落ちた。安良里に来る前の9月に船底塗装をしたきりで1年半!ご近所さんの艇長は、俺は1度も船底塗装した事がない。潜って雑巾で撫で回すだけだ♪...... ほんとうか !!
デッキの上をあちこちと動き回るが、孤パイちゃんはしっかりとコース補(´σ¨_、`)持している。バウに移動すると当然ながら頭を風下に落とし、移動する場所に゚+。(ノ`・Д・)ノオォ応じたコースを取る。あらかじめ作業する場所を決めて孤パイちゃんを設定をしておくと、安心してデッキ作業が可能だ。湯婆婆ちゃまも前方を確り睨みつけて、海の魔物と対峙してくれている。
一人!コナ珈琲を沸かし、紫煙をくゆらす。CDからは Jazz が流れ、上半身裸で紫外線を浴びる。不味いとは判っていても、この時期に確りと下地を作っておかないと、夏の日焼けで痛い目に遭うのだ。眼を瞑ると太陽光が眼底に温もりを伝える。うっすら眼を細めあたりを見る。360°何も見えない!駿河湾は静寂に包まれていた。

1 件のコメント:

サムシング田中 さんのコメント...

昨日も南よりの良い風でしたね。
海は波もなく平ら。

先日5月3日には、突然電話をしてすみませんでした。
仲間の艇<SWING>に乗って安良里へ入り、宇久須へ槍付けしました。

安良里の一番奥の突き当たりにマンション+係留場所を持っている友人が居て
バルチック38で清水のドリプラと行ったり来たりしています。