2010/05/11

テンダークルージングの薦め

×月×日 安良里港に家族でいる。風薫り水面を走り寄せる初夏の気配は...ナニュュュュ(*`ロ´*ノ)ノ云おうか!と~ても ♪ やさしさに包まれて...満足感に満ちあふれた一日の始まりだった。
GW初日とはいえ渋滞は御殿場から裾野までで開放された。慣れ親しんだ国道136号線をクルーズしていくと土肥温泉に入る数キロ手前にこのグリーンヒル土肥(おいしいみるく村)が有るのだ。地場生乳のおおきモーモーミルクをはじめ、オリジナルのソフトクリーム、びわプリンやわさびのアイスクリームが味わえる。
そんな幸せ感に包まれて安良里にやってきたのだが、ワン子ちゃん!ヨットの上にどうやってお乗り致して頂こうか!と迷ったのですが、海上係留の舫を解き漁港の定位置に横付けしたのだった。(船首前方に見える大型漁船のすぐ後が漁港管理事務所)水の補給、デッキの洗浄で久々に水の冷たさを味わうことが出来た。
シズシズと乗艇あそばされ海上定位置に舫う。な~んだ!結局でないのね? そ~ナンです!ワン子ちゃんヨットが嫌いなんです。と云うより、波音が嫌いなんですね~!ドボ~ン!バチャ~ン!すかさず...ワン!ワン!クゥ~ン!と騒ぎだすので諦めました。
そこで美味しいものをいただいた後、やっとこさテンダーにお乗りいただいて " 安良里港内テンダークルージング !! " と洒落てみました。
 
私の艇の2列後ろにこの艇があります。なんといいますか、オーナーを知りませんので艇名もわかりませんことです。したがって俗名を幽霊船!または海賊船!とでもしておきましょうか。誰です?少し左舷に傾いて、チョイ可愛い!なんておっしゃる御仁は...!!
何でもコンクリートで造られているそうで、不気味です。周りの方々は更に怖いんでしょうね!昼間はともかく、シトシトと小雨降る夜などには特に...!
はたまた月の光に照らされ..波間に漂いユラリ揺れ..首筋をうすら温かい
湿った風がふゎ~っ...デン!デン!デン! ヒ(o'д')σゥゥゥ・・夜鷹が首を白く塗って
チョイト~ お兄さん ♪ 酔ってらっしゃーい!o(=´▽`=)o マシ~
更に奥に進むとお馴染のキャビンハウスボートが留められています。土日の私は動く事も住民にもお会いしたこともございません。が、しかし此処でいただくシャンペンなどは特別のお味がするだろうと想像いたしております。
手前のヨットはNJY製のヨットの概念を変えた新しいセイリングシステムもつ「ルードメール23」。パワーセイラーで、1本もリギンを必要としない新開発ファーリングシステム。そしてこのクラスでなんと20馬力エンジンを搭載し強力な機走力をほこります。もしかしてハウスボートもNJY製なのかしら?
屋上もありそうでバーベキューなんかここでされたら、安良よっとに匂いが漂ってきて、涎だらけになる事は間違いございません。その節は、ご招待を切望いいたす安良よっとでございます。
安良里港の北西端(海側)に有るこの入り江は25feetクラスの停泊地です。水深が3mほどなのでヨットは難しいと思います。満潮干潮がなければ現在空き有りですので、ぐるりと木樹に囲まれウグイスが奏でる調べを特等席でご静聴できますこと請け負わせていただきます。  ↓  ↓  ↓
さて西の山際には安良里シップビルダースが陸置き専用ですが、会員を募っています。(安良里漁協では海上係留を募集しています)その入り江の左端からは水面まで木樹が立ちこめ、ご覧のように静かな入り江となっています。
テンダーならではのこんなスポットを1度お楽しみ下さい。お酒を呑んで酔いつぶれるだけが安良里ではございませんことを、本日は証明いたしたのでございます。
海面を見ればこのように透き通って、係留する10mほどの深さでも海底が見ることが出来ます。風により、ポチョ~ン!とデッキから落下した品々の展示会も観賞できるやも知れません。先日の夜に落とした太陽充電のLEDランプは、一晩中お魚さんを光集合させて!なにやら会合を開いておりました。
なんと後姿に哀愁を感じるワン子ちゃん!のワンカットでございますが、洒落になっておりますでしょうか。そんなにお見つめになっても若大将!加山さんは相変わらずお見えになっておりません。
キャビンに入り、外が気になるワン子ちゃん!なにか旨いものでも嗅ぎつけたのでございましょうか。爪先立ちをしております。おやつを頂き満足そうに眠るワン子ちゃん!でございました。

ちなみにワン子ちゃまのお名前は、お惚け " ジェネカーちゃん " と云われております。桟橋で、岸壁で、ヨット乗りの皆々様の前で御名をお呼びしますと、何故でしょうか?嗤われるのでした。可哀相なジェネカーちゃん...!!

0 件のコメント: