にわか雨が通り過ぎてく ずぶぬれの僕らは立ち尽くして夏の匂いが少しした! ねえ、このまま旅に出かけようよ
どこか遠く...
某月某日 立秋 とは8月8日頃、秋に入るこの日から「暑中見舞い」は「残暑見舞い」に、そして暑さが風神雷神となるこの頃に...
;・^;・;^・;…(*ジャ ̄ ̄д ̄ ̄ァァ*) ン~ !カキーン! ((((((((((((((((スタタタタタッ ヘ(* - -)ノ 全国高校野球が始まるのだ。
これまでの安良里では日中は確かに暑いが、そよ吹く風がサラリとして過ごし易かった。だがしかし炎天下キャビンで作業などしてるとダラダラと滝のような汗が噴出してくる有様だった。
久しぶりにキールの楔を抜きさりデンデンデン!不動明王が沖だしを...遠方から遊びに来てくださったメル友達と安良里沖の緩やかなうねりと波間のしとねに身をゆだね、田子湾の入り江に向け漂っていた。
しかし今日は、なんだか雲の動きが激しく変動していく。少し傾きかけた陽光が天頂を掌上に運らす鳴神(なるかみ) の切り裂いたカズム(裂け目)より、ゆるりゆらぐ波間と遙かなる大地をジリジリと射し焼きつくしていく。
風に乗って気の向くまま行こう
調子外れの鼻歌も
くだらないその冗談も そうね!...悪くない
覆い尽くした雲間から瑠璃色に耀く蒼天の光が一瞬矢を放ち、見る間に握り捻られた...次の瞬間!ドドドドッッッ…激しく打ち付ける大粒の雨!豪雨が創り出す霞煙がじんわり重く辺りを支配するのだった。
幾度となく壊れかけたエンジンのように咳き込み、止まりかけ!また、ふっ!と、思い出したようにポツポツ息づく...気まぐれな風雷神の悪戯もそこまでだった。
アイテール神の威を借り台頭する高気圧が海洋を覆い始めると、それまで山ヒダに纏わりつき辺りを湿らせていた雨雲もやがて息が尽きスゴスゴと消え去っていくのだった。
駿河湾の天空では悠久の流れが立秋を創造し、熱気を含んだ大気の歪みにあがらい射竦めながら海風と積乱雲を残照の地に送り続けていった。
時計の針は回り続ける 君は何を信じていくの
それはね・:*:・:*:・
どれくらい時が過ぎたって...
大事なものは全てあるのさ...
最初から 君の中に !!
とっておきの夕陽が沈む...その安良里の郷に !
そして今夜は、独り占めの ブルームーン!!
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