某月某日...うきうき空路でぶ~んと高松経由で夕焼け小焼けで日が暮れた淡路島は都志に着いた。明日から1週間、瀬戸内海をアチコチさ迷いながら炙りの御手洗に向けて出港予定だ。
前夜祭は質素に魚介のパエリアとキャベツ、セロリ、たっぷりスープ...勿論カリッと焼いたパンを添えて!
話題は大荒れ予想の播磨灘~!何処まで行けるか早朝6時前の出港計画なのだった。
05:45時出港、辺りはまだ暗い。港を出ると南西向かい風、ズシ~ン!バシャ~ン!舳先が波間に沈み、暗く固い海面を叩く!
楽しみの航海のプロローグ...
朝焼けの淡路島に見送られて、何時かは収まるだろうの思いをよそに冷たい風はますます吹き上がりスプレーが顔を叩く...
朝飯はバナナ1本、昼は揉みくちゃのカップ麺だ!
13/30 直島、尾高~柏島通過...正面に大槌島 5.0kts(逆汐2+α )針路259°
15/20 小さいが美しい姿の讃岐富士 飯野山~象頭山(金比羅山)を左舷に瀬戸大橋が近付いてくる。今日は住民二戸の六口島に停泊が決まった。
明日の好転を予想するような夕焼けが空を焦がす!
また来たぞ!大槌島を振り返り、パチクリお目々に焼き付ける。
瀬戸大橋を臨む、朝焼け安らぐ下津井沖の六口島を出港。
目的地は汐まみれにがぶる水島灘を越えて数時間...瀬戸のおねぇちゃんと鉢合わせしつってぇ~希望に燃え、混浴に浸れるらしい弓削島に!
昨日の大荒れの瀬戸で味ません!よ~にと、デンデンデン...風待ち潮待ち♪と唄われた水安岐灘に向けて、手こね、揉みくちゃ!満潮逆汐海域へと突き進むのでごじゃりました。
09:00 白石島の東港へ体験入港...浮き桟橋で何もないがのんびり過ごすには良さそうであった。その沖の白石灯台跡は何故か理解に苦しむ、元灯台を台船がぶつけて壊したのだと言う。骨組みだけがポツンと岩場の上に残されていた。
そして一時間...瀬戸内海独特の平水海面に落ち着き揺ったりのんびりのクルージングを楽しんでいると…
やがて永年の夢であった鞆ノ浦が近づいてきた。露払いの仙酔島を回り込み静々と燧灘から鞆の水道に進んでいく。
10:30 鞆ノ浦入港
高燈籠が待ち受け、岡ノ上の大窪寺を遠望する。今回は海上からの景色だが、近々あの岡ノ上からポニョの鞆ノ浦を見たいものだ。
惜しまれつつも鞆ノ浦を去るときが来た。また来ようなぁ~鞆に...後ろ髪を引かれ穏やかな安芸灘の沖へと針路を取る!
島々を巡り、やがて細長い阿伏兎瀬戸が迫る。阿伏兎観音にこれ迄の過ちと後悔の念を伝え詣り、緩やかな瀬戸へと進入していく。
11:30 阿伏兎(あぶと)瀬戸通過~内海大橋通過、百島~横島の間を抜けて今日の目的地である弓削島に14:20入港したのだった。...(=´ー`)ノ
早速!淡路島の秘酒!純米高田屋嘉兵衛を堪能したのは云うまでもない!
そしてまた泣き叫ぶボイ( ̄▽ ̄;)/...海ゃぁ~!
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