2011/04/18

春霞!水ぬるむ安良里の郷...

某月のある日、好天の予想があたり早朝からスキッと晴れた。家の前の神社の桜も参道沿いに見事に咲き誇っていた。このところ毎週土日は天候も崩れ、全く予定が立たない今年の春であった。

油 壺
そう云えば2年前の4月!横浜ベイサイトマリーナから呑み仲間達の " どうせ直ぐ帰ってくるサ... " の、激励を受けながら、泪ながらに出航。同行、伴走してくれているお見送りの皆さん " 先ずはビール!" と、油壺で1泊大宴会!
下 田 港
つづく!真向いの風を衝いて帆走した、桜吹雪の下田港で1泊W宴会...お酒まみれになりながら安良里へ...よれよれと回航してきたのだった。

安良里に入港するときは心が踊ったものだった。丁度このように爽快な空と海と、そして山桜がホゥホゥ(o-∀-))ケキョケキョ♪...と、迎えてくれたのだ。
安良よっと!定位置はこの最前列の灯台前防波堤であった!

早速!湯婆婆ちゃまがバウスプリットに鎮座したのは云うまでもない! そして今回 " 安良よっとの隣にモーターボートが入った " と云う知らせが入った。どんな船か!どんなオーナーか!楽しみでもあり不安でもあった。

今日のお約束!ペラ掃除!冷たそうな海に潜り、ラダー、ペラ、その周りをゴシゴシ磨き上げるのだ。うえから見入ると何だか今日の海は澄んでいない!水中に何かが浮遊しているし、水に動きがある。

安良里には数本の川からかなり豊富な水が流れ込んでいる。その流れは安良よっとの周辺を流れ、干満潮と混ざり合い周囲の停泊場所とは違った環境を造り上げているようなのだ。今朝はその川の流れの所為か...普段とは水中の様子が...といっても水面下数メートルまで見れるのだが...

冷たい!しかしジャケットのおかげで作業が進む。1時間も掛からず終了!日光浴へ...。
そしてこの船が ZONA K さん所有で、即!ご挨拶をし今後の交流を約束したものだった。残念ながらお酒が呑めないとのことで、コナ珈琲を濃い目に点てて呑んでいただきました。
お昼を迎えてお馴染の皆様お集まりになり春の宴が始まった!今回は簡単焼きそば、安良里のお店で勧められたキビナゴのかき揚!サラダ!などなど...!前回は皆様、強か呑みすぎて...計らずも海水浴をしてしまったと聞くに及び、今日は程々!と、云うことでゆっくりお静かに酒盃を重ねるのであった。

いったん早めだが御開き!しばし昼寝を...今回は潜って作業をしたので少し疲れたのだが、なかなか眠れない。うとうとしてる間にお約束の浮島温泉!しおさいの湯の時間が迫ってきた。

曲がりくねった狭い山道を下ると不意に景色が開け、真っ直ぐ300m程に道路が海向かって奔る。しおさいの温泉を左舷にやり過ごし、海岸まで出て海の様子を...北北西に開いた其処は、程好く傾き茜色に空を染める西日と共に、海岸にはかなり強めの波が押寄せていた。
ゆったりと、そしてぬるめだが気持ちよい風呂に浸かり、人心地!脳裏をつっ走るビビビビ~ル!の喚声! そしてそれは裏切らなかったのである...!

時はゆっくり過ぎていく!このまま永遠に、止まれば良いのに...!冷えたビールが喉元をスルリ...グビグビッ...!至極の旬感! あ”~っ...ウミャァ~! 

夕陽を堪能し、ビールからGINに!氷と炭酸で...トム・コリンズ? レモンも欲しいな!...と、くれば音楽はこれかァ~! (*^◇^)/゜゜゜

このひばりちゃんのJAZZの歌声を聴いていると...なぜか泪があふれてくる!齢を取りすぎた所為なのか!はたまた、ただの呑みすぎなのかは...定かではなかった!心地よい歌声にフワフワと ♪  ベースの弾む音に...しばし...
寝ちゃった (lll__ __)。。 。oOOzzzZZZZ やはり グデンデンデン...に近かったようだ!

急に友人の声を聴きたくなりしばし電話を!船底の作業が進まないなど、愚痴を聞いていただく!電話の相手にとっては、迷惑千万!大喜びな会話だ
...酔っ払いの戯言なのだが、本人真っ向勝負なのだ...! ここでお詫びの伝言!ホジホジ ! スマンネェ~ナァ m(o´・ω・`o)m ペコリン! 
だが、早朝の安良里は気持ちが...ほど酔い! 今朝は富士山も駿河湾のボンヤリとした水平線の上に霞んでいた!




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