意を決して安良里シップビルダーへ!船底の塗装をするのじゃ!ペラペラ!綺麗綺麗!に磨くのじゃ!おい!其処の...べらべら喋ゃべるんじゃぁない...黙々と手を動かせ!...って俺のことか!
などとわけのわからん倒錯状態になりつつも、Non Alcohol の インターナショナル缶を片手に突撃したのであった。
この水路のセンター付近で陸上から水中に没していくレールの上を4本の船体を挿むレッカー?が水中に没しながら待機していた。
おずおずとそのあいだに船体を押し込み、固縛されて...突如!グワァン!ギリギリ・・・身動きの利かない安良よっとは...お白洲へきりきり舞をしながら、観念した鼠小僧であるかのように引きずり出されていくのであった!
よくよく見るとその腹底は小汚く藻群に覆われ!ありていに言えば腹黒い...お代官様!の、体であった!これは不味い!人目に付かぬうちに綺麗綺麗にしなければ...!
さぁ!ここからが大変だ!1mほどのスクレーパーで船底を傷めないように、平らに藻群をこそぎ取るのだ。一人黙々と半日かけて、船底すべてを綺麗に、スチーマーで後処理を...頭の上からぼたぼた落ちる水滴!と、云うより水塊とペンキの屑と共にずぶぬれ濡れ鼠が出来上がった!
本日このあとは船底を乾かし、次のペラ!船底塗装などの作業は翌日となった。しからば...意を決して着替えに。この船体を挿んだ四角なアングルに50センチ間隔の鉄棒が...それを梯子段代わりに船上によじ登るのだ!はっきしいって濡れてつるつるして、細く不安定で怖い!落ちないようにしがみ付き1段々5m余のデッキ上へ...
そしてよく朝早くから電動サンダァ♪(o'д'o)ノ...船底を仰ぎ見ながら磨き上げ、水線テープをぐるりと貼り付け船底塗料の出番となったのである。ここ数年、お気に入りのインターナショナル濃紺-3L!
ペラもこの通り!スッカリ綺麗に...なんせ12時間に3回塗りだかんナ!自慢の作品じゃ!ムフフ(´ー+`)キラッ... 誰じゃぃ!!ヾ(・`д´・)ノ...小さいのね!などと吐かす奴は...これは特注ピッチのペラなんじゃ!これで 3GM フル回転で MAX 8Knot じゃ!。(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!。
不動明王が!ナニぬかす...オウよ!今年は走るぞ!セールも使うぞ!お酒も浴びるぞ!と、誓いながら一人今夜は、この陸上安良よっとで過すのであった!何が怖いって、地震が来たらどうするんじゃい!ごろリ~ン...横倒しに! ぁぁぁ~ン゜゜(´O`)°゜
早朝の安良里は清々しかった!そして西伊豆で大発見をしたのだ!見て欲しい!! 一面のレンゲが春の風に揺れていた!思わず車を止めて...。
思い起こせば三十数年前に NHKTV の正月番組で見た、春風に薫る...西海五島列島のレンゲ畑! そうだ!この先の海域に行かなくては...そこから安良よっとのヨット人生が始まったのだ!