安良里に来て2度目の冬が訪れた!夏の間賑わっていたマリーナも、マストリギンと格闘するロープの音が寂しそうに響きわたっている。今日は12/25!そうクリスマスだ。此処にはサンタも、今日に限って話し相手...呑ン兵衛仲間も見当たらない。そういえばYBMからお出でよ!と、お誘いがあったなぁ~!グラリ揺らぐ安良よっとであった!
夜にはタップリ野菜の煮込みうどんでも暖めて、冷酒をキュ~ッ!と、一杯やりながらJazzでも堪能しようか!そんなことを期待しながら船内の整理と炬燵の暖房(湯たんぽ)、デッキと舫の固縛を確認する。西からの強風に、もう一本ロープを増して四点止めの締め直しを行う。それにしても風が強く、昨年よりひどくなっている気がする。そういえば・・・
そっかぁ~!子供だから、飛ばされるかもナ~!これがじつは!本当なのだ ...信ずるものは見に┬|o'ω')∂)) お い でぇ~!凄いなんてもんじゃぁ~ない! コレが!真実じゃ...!
仁科のなぎさの湯に例の如く、2時ごろノコノコ出かけたのじゃが...今日は一人安良里で、朝からでき上がってしまい、昼前寝から暴風の揺り戻しで覚醒してしまった。グォ~ッ!(((;゚д゚)))ブルブルと船体が揺れ傾ぐ!年々酷くなってくるのか、漁港の方々も伝馬船で見回りに来る!まぁ!今日は何故だか?安良よっと一人のようで...Voyager!の酔っ払いが海に落ちていないか確認してるようだ!
フンフン ! ジャ─ン(σ´∀`)σ...見た目落ち目でも、海には落ちてませんヨ~! などと悪たれを呟いたかどうか?堂ヶ島沖は凄いことになっていた。いつもの青い海が沸いていた!岩場が牙を剥き、荒波を切り裂き、空には潮飛沫が頬を叩いていた。これがあの穏やかな堂ヶ島の海なのか...!
とか!他人事のようにコメントしているのだが、あの荒れる海上を振り返ると " あの時は、よく帆走したもんだ...!"
海上では次々と太平洋からのうねりが駿河湾に押寄せ、内陸が迫るに連れてうねりが増幅される。ひと波ひと波!ザザザッとキールに圧を加えた追い波は、ヨットをブルブルと震わせ若きクルーを翻弄する!
同じ時!温泉旅館の湯船に肩まで浸り、ア”~ッ幸せじゃぁ~!と、ひと吠え!だがしかし、一瞬不安を覚える...ふとガラス越しに遠く!風波にいたぶられ、海上を彷徨うヨットのシルエットが...!
そんな光景と同じ時間!西伊豆では別の姿に眼を瞠る!海から少し内陸に入り、日の当たる場所ではこんな菜の花畑の光景が、拡がっていた。いちご狩り?ビニールハウスには人影もなく、まだシーズン前なのだろうか? 朝日を浴びた菜の花畑も、心なし寂しそうに咲き誇っていた!
少し早いのですが、安良よっと!明日から信州の田舎に帰省です!エッ!何しに?・・・もちろん親孝行です!吹雪の田舎に帰り、餅を焼いて、林檎を齧り、温泉に浸かり!と、何も考えない怠惰な日々を送りたいと願っております。願わくば野沢菜漬が美味しくなっておりますように!この葉っぱの部分を広げ、焼いた四角い餅をのせ包み、がぶりと頂く瞬間!あの旨しょっぱサが
ジュワ~ッと口の中に広がるのだ。食べたければ、私の田舎においでくだされ!
ジュワ~ッと口の中に広がるのだ。食べたければ、私の田舎においでくだされ!