2016/05/02

萌え凪る入江に…

某月某日...テレビのニュースはGWの下りの高速道路が見事に渋滞している。遡ること数日前の事だった。" そうだ、安良里に船底塗装のお手伝いに行こう! " ってわけで出掛けたのでありました。
やはり此処は、お決まりの土肥の隠れ温泉でタップリと一汗流さなくては!(*´ー`*)...やはり...とぉ~てもアチチ!..な湯船にしずしず首根っこまで~(=´ー`)…何故だか今日のはヤケに熱い、って…ヤッパ!脳裏に浮かぶは冷べたいビール..*:・'°☆
安良里の入江は静まり返って鏡のようだ。ここ数日の気温上昇で水ぬるみ、異常な夜光虫が大量発生している。まもなく夕暮れ時だ。いそいそと夕日が沈んでいくのを、早う、早うせい!と促すのだ。
ん~だから喉も嘶く!グビィィィ~!って(#^.^#)/ノホホホ...
タップリと呑みあげた、翌朝から数人掛かりで1日半。お友達のヨットの船底塗装を四人掛かりでアッという間に仕上げて…宴会に突入( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
日差しが眩しい!酔い残しの翌早朝の事だった。何やら春の気配が…雨上がりの野原で、直射日光に煽られた湿った野草の青く蒸れたあの匂いが…デッキに佇み辺りを見まわすと、安良里の山々が黄緑色に覆われ一面に萌えあがっていたのだった。
萌えぎ色に染まった水面が気怠く揺れ、穏やかな引き潮に漂うヨットの入江。
昨夜は空が抜け星座群が碎かれ煌き、それが萌えた尾根から漆黒の海に舞い落ちたかのように触発され反応した夜光虫が、青白く乱舞し幻想的なその光景に酔い微睡んだものだった。

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