2014/07/27

ニッポンの夏...真っ盛り!

某某日...余りにもの暑さに安良里の海に出かけた。
そこでは朝もやに濡れた尾根を降り、入り江の透き通った水面を撫でながら次々に訪れる微風がデッキの上をぬけて行くのだった。
一人ゆっくりと至極の時を刻み、思いつくまま艤装のリ・フレッシュ作業に没頭する。今沖だしすれば駿河湾の雲間から浮かぶ富士山が望めるだろう!
時折、ロックアイスが圧し掛かったキンキンの缶ビールを摘みだし咽喉を潤す...さらに高まる至極の旬感!
うつら!こくり!舟を漕ぎ木漏れ日の悪戯に目覚め、陽の傾きの足早の移ろいに驚く。
紅く燃える夕陽を追いかけながら、幾度目かのグラスを傾ける...やがて蒸せ返る空気が、昇竜の如く渦巻き防波堤の裾から外海に圧し出していくと刺激された夜光虫が青白く発光する。
日暮が鳴き!そして何も無くゆったりと、独り静かに...ボイの夏の一日が過ぎていく...

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