空かさず直ぐやる暇のボイちゃんとしては、車を飛ばして西伊豆は安良里に向かったのだった。伊豆の山々は春めいて、峠にさしかかると菜花や水仙がチラホラし始めた。
と!不審な車がウロウロしている。よくよく見るとイズらちゃんの青いブーブー!こんなところまでお出迎え?イヤイヤ...ご子息を送ってきたところだと!迎えに来るはずなんか、有り得ましぇ~(メ・ん・)?
不吉な予感にも動ぜず、安良里に乗り込む。ポカポカとした陽気に包まれて、漁協にご挨拶!通りすがりの見知ったお爺ちゃんにも愛想を振りまいて安良よっとに向かった。少し風があるな、7mぐらいか!春だから少しは吹くかもしてない...そんな不安が過ぎる。
キャビンに収まりネットオークションで落札したヒーターで暖をとり、しばらくぶりのエンジンを始動して一安心!やはり此処はビールじゃ...ブシュー!グビリと頂きながらおみくじダイスをゴロリ...凶ォォォ~!え~ぃ、ふざけるな!再度、ゴロリ。今日ォォォ~!やばい、も一度え~ぃ!小吉ィィィ~!(^ー^;)...ヨシヨシ!何がヨシヨシじゃ。今日は凶じゃ!とほほ...
《 白いBOXは ↑↑ Co2検知器 》
とか何とか、安良里のジワリが始まった。夜はN島さんと湯豆腐、餃子鍋で美味しい吟醸酒を泥酔しないように気をつけながらいただきました。夜空にはスターダストが...散りばめ煌く北風ビュービュー、極寒の安良里ナイトでございました。リンリンリンリン♪ボイちゃん...( ゚v^ ) オイチイ蜜柑をあげるからぉぃ(゚Д゚)ノでぇ~!翌朝コナ珈琲にボイサンドをN島さんと二人で頂いていると、駐車場の地主さんからプレゼントコールだ。イソイソ出かけてたくさんの( ゚v^ ) ウミャァ甘夏とデコポン?を頂いた。
その足でせせらぎの湯に...そこはもう春満開でありました。春の日差しに河のせせらぎが☆彡キラキラ耀いて、河津桜の芽がぽっこり膨らみ、もうプッチン!咲きますよぉ~。
ところがでありまシタ...ホクホク温泉で蛸茹だって、鼻歌交じりにマグロや海苔の甘佃煮など買い込んで、冷えたビールも抱えて伝馬船に乗り込んだまでは良かったのですが...!
ビュゥゥゥゥ~!ゴワッッツッ~!バシャバシャバシャ...! 鏡のように静まった安良里の港内が、なんと!飛沫立ち飛ばされた気泡が幾条もの筋となってうねり流れていくではありませんか。安良里では希な富士山の裾野を駆け下って駿河湾を叩きながら押し寄せた氷風塊が、幾度も湾口方向から吹きつのり...ずぶ濡れビチャビチャ、浸水騒ぎ...そうなんです!安良里港内で遭難騒ぎになりそうなんです。
(≧∇≦*)_やっぱり西イズらちゃん...今日は凶じゃァァァァ~!仕方がないのでキャビンに籠り Hot ウィスキーとひばりちゃんのJAZZに酔いしれた一晩が、穏やかに更けていくのでありました。